top of page
  • pulldesign

ダルモア


友人に勧められて飲んでみたのですが、

北ハイランド地方のクロマティー湾の入り江沿いにある、

アルネスと言う街にあるダルモア蒸留所は、

1839年創業の伝統ある蒸留所です。

その飲み口はいままで飲んだ事の無い素晴らしい味わいでした。

想像を超えるフルーツ香豊かさと柔らかい口当たりながら、

これがシングルモルトなのかと驚くほど複雑な、

アーモンド、柑橘系のフルーツ、野生のイチゴ、プラムなどの、

ドライフルーツの味覚が次から次へと感じさせます。

その秘密は同じモルトを熟成時に6種類の性格の違う樽を、

使うと言うユニークな作り方で、

カベルネソーヴィニヨン樽、マルサラ樽、マディラ樽、

バーボン樽、ポート樽、オロロソ・シェリー樽を、

使用しているそうです。

そして驚く事に、

2010年、3本限定で発売されたダルモア64年「トリニタス」が、

ウイスキーの競売価格としては世界最高記録となる、

約1,300万円で販売されました。

そしてまたボトルもカッコいいのですが、

スコットランドの国王アレキサンダー3世が、

1263年に雄鹿の角で傷ついた時に、

創業者のマッケンジー家の先祖が、

助けたことに記念してつくられているそうです。


閲覧数:0回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page